ついつい嘘をついてしまう、何気なく嘘をついてしまう、そういった「虚言癖」を持つ男性では、どのような特徴が見られるでしょう。
いわゆる「嘘つき」や「人を騙す人」とはかなり違う面を持っています。
- 嘘に意味がない場合も多い
- 特定のことだけを隠すのではない
- 人の気を引きたい
- 嘘の内容に一貫性がないこともある
- 嘘のストーリーが現実のように感じている
- 誰かに気づいてほしいと思っている
- 現実の行動がきちんとできなくなる
- まとめ
1. 嘘に意味がない場合も多い
やや重度の虚言癖男性では、特に嘘をつく意味がないときでも、嘘をついてしまうことが多々あります。
たとえば、実際には公園に散歩に行ったのに、「昨日は一日家でごろごろしていた」と言うなどです。
この場合、その嘘をついたところで本人にはメリットもデメリットもなく、むしろ「それなら、3時頃の地震には気づいた?」などと返答されたさい、困ってしまいますね。
それでも嘘をついてしまうのが、虚言癖で見られる行動です。
2. 特定のことだけを隠すのではない
過去に服役していたことを隠すとか、重い病があるが同情されたくないので他の病と言うとか、特定のことについて嘘をつく人はいます。
ある程度は心情が理解できるものも多くありますね。
しかし虚言癖のある男性では、「様々なこと」について嘘をつきがちです。
例としては、学歴も嘘、職歴も嘘、過去に住んでいた場所も嘘、年齢も嘘、名前までも嘘であるなどです。
ものの考え方などについても嘘を言う場合があります。
探偵のような特殊な任務に携わっていればそういうこともあるかもしれませんが、虚言癖男性ではそういった特定の目的はもちろんありません。
一般には、「まさか、そこまで多くのことを偽るわけがない」と捉えられがちで、見破れないこともあります。
3. 人の気を引きたい
これが、他の嘘では見られない心理です。
たとえば、「とても大事にしていた花が枯れてしまって、落ち込んでいる」などと言えば、「優しい人なんですね」などと、何らかの気を引くことができます。
こうしたことに何度か成功すると、「実は過去に、いやな交通事故に巻き込まれてしまって」とか「クレジットカードを落としてしまったことがあり…」など、あれやこれやとなんでも嘘をつくようになり、人の気を引く目的での、虚言癖男性となってしまうのです。
いずれは「人の気を引こうとしている」という意識がなくなることもあります。
「では、その後どうなったの?」などとその具体的な内容を問われても「打ち明けたかったけど、詳細は言いたくないんだ」「細かい点は忘れたけどね」だとか、誤魔化すことも上手くなっていきます。
4. 嘘の内容に一貫性がないこともある
たとえば人を騙そうとしている男性では、本当は彼女がいるのにいないと見せかけたい場合、最後に彼女と付き合ったのはいつかとか、月に2度ほどデートしていることは「一人で映画を見に行く習慣がある」とするとか、ストーリー的なものを作り、いわば一貫した嘘をつきます。
しかし虚言癖男性は、そこまで考えずふと嘘をついてしまうことがあり、辻褄が合わないため他人から容易に見破られるケースもあります。
ただし、嘘を見破った人も嘘の目的が不明で戸惑うことが多いものです。
5. 嘘のストーリーが現実のように感じている
「一流大学を出て、上場企業に就職したが、思うところがあって独立した」といったように言い、実際はごく平凡なフリーターである、というような男性もいます。
時々、関係性の薄い人にそういうことを言うのなら、ただの見栄張でしょう。
また、短期間付き合いたい女性を引きつける目的などの嘘であり、虚言癖とまでは言えません。
虚言癖男性となると、もはや常にそのような「架空の自分」を考えるようになり、あたかも自分が本当にそのような人生を歩んできた、と妄想的になってくることもあります。
妄想的になると、何しろ本人が現実と混同しているぐらいですから、話にもかなりのリアリティが出てきたりしますし、おどおどしたりもしないため、見破ることは案外難しいものです。
6. 誰かに気づいてほしいと思っている
嘘に嘘を重ねており、かといって人を騙すなどの意図もない男性では、信頼できる誰かには、わざとバレるような嘘を連発することがあります。
たとえば親しい女性などに「嘘をあばいてほしい」と思っていることが考えられます。
つまり彼らのようなケースでは、自分の虚言癖に苦しんでいるものの、何もかもばらしてしまっては生活が破綻したりもするため、どうして良いか分からなくなっているのです。
こういったタイプに虚言癖を打ち明けられた場合は、かなり信頼されていると見て良いでしょう。
7. 現実の行動がきちんとできなくなる
たとえば、本当は失業して困っているのに、プライドなどから「自分には大きな資産があるので、何年かは失業していても困らないのだ」などという男性がいるとします。
最初はちょっとした見栄張だったかもしれません。
しかしこれが常態化してくると、本当に自分には資産があると思いこむようにもなり、仕事探しなどを本当にしなくなってしまうのです。
怠けているとか、投げやりになっているとかではなく、文字通り現実が見えなくなり嘘の世界に入り込んでしまっているのです。
まとめ
虚言癖のある男性は、必ずしも「悪い」わけではなく、変わった癖を持つ男性、やや病的な心理を持つ男性と考えたほうが賢明です。
「6」のケースのように打ち明けられた場合を除いては、あまり深くは関わらないのが良い方法でしょう。
なんとなくおかしいと思いつつも、地の人柄は悪くない、本当は良い人ではないかと感じるならば、それとなく「嘘をついて、またその嘘のために嘘をつくとか、あるよね」とか話を振ってみるのも良いでしょうね。
ついつい嘘をついてしまう、何気なく嘘をついてしまう、そういった「虚言癖」を持つ男性では、どのような特徴が見られるでしょう。
いわゆる「嘘つき」や「人を騙す人」とはかなり違う面を持っています。
1. 嘘に意味がない場合も多い
やや重度の虚言癖男性では、特に嘘をつく意味がないときでも、嘘をついてしまうことが多々あります。
たとえば、実際には公園に散歩に行ったのに、「昨日は一日家でごろごろしていた」と言うなどです。
この場合、その嘘をついたところで本人にはメリットもデメリットもなく、むしろ「それなら、3時頃の地震には気づいた?」などと返答されたさい、困ってしまいますね。
それでも嘘をついてしまうのが、虚言癖で見られる行動です。
2. 特定のことだけを隠すのではない
過去に服役していたことを隠すとか、重い病があるが同情されたくないので他の病と言うとか、特定のことについて嘘をつく人はいます。
ある程度は心情が理解できるものも多くありますね。
しかし虚言癖のある男性では、「様々なこと」について嘘をつきがちです。
例としては、学歴も嘘、職歴も嘘、過去に住んでいた場所も嘘、年齢も嘘、名前までも嘘であるなどです。
ものの考え方などについても嘘を言う場合があります。
探偵のような特殊な任務に携わっていればそういうこともあるかもしれませんが、虚言癖男性ではそういった特定の目的はもちろんありません。
一般には、「まさか、そこまで多くのことを偽るわけがない」と捉えられがちで、見破れないこともあります。
3. 人の気を引きたい
これが、他の嘘では見られない心理です。
たとえば、「とても大事にしていた花が枯れてしまって、落ち込んでいる」などと言えば、「優しい人なんですね」などと、何らかの気を引くことができます。
こうしたことに何度か成功すると、「実は過去に、いやな交通事故に巻き込まれてしまって」とか「クレジットカードを落としてしまったことがあり…」など、あれやこれやとなんでも嘘をつくようになり、人の気を引く目的での、虚言癖男性となってしまうのです。
いずれは「人の気を引こうとしている」という意識がなくなることもあります。
「では、その後どうなったの?」などとその具体的な内容を問われても「打ち明けたかったけど、詳細は言いたくないんだ」「細かい点は忘れたけどね」だとか、誤魔化すことも上手くなっていきます。
4. 嘘の内容に一貫性がないこともある
たとえば人を騙そうとしている男性では、本当は彼女がいるのにいないと見せかけたい場合、最後に彼女と付き合ったのはいつかとか、月に2度ほどデートしていることは「一人で映画を見に行く習慣がある」とするとか、ストーリー的なものを作り、いわば一貫した嘘をつきます。
しかし虚言癖男性は、そこまで考えずふと嘘をついてしまうことがあり、辻褄が合わないため他人から容易に見破られるケースもあります。
ただし、嘘を見破った人も嘘の目的が不明で戸惑うことが多いものです。
5. 嘘のストーリーが現実のように感じている
「一流大学を出て、上場企業に就職したが、思うところがあって独立した」といったように言い、実際はごく平凡なフリーターである、というような男性もいます。
時々、関係性の薄い人にそういうことを言うのなら、ただの見栄張でしょう。
また、短期間付き合いたい女性を引きつける目的などの嘘であり、虚言癖とまでは言えません。
虚言癖男性となると、もはや常にそのような「架空の自分」を考えるようになり、あたかも自分が本当にそのような人生を歩んできた、と妄想的になってくることもあります。
妄想的になると、何しろ本人が現実と混同しているぐらいですから、話にもかなりのリアリティが出てきたりしますし、おどおどしたりもしないため、見破ることは案外難しいものです。
6. 誰かに気づいてほしいと思っている
嘘に嘘を重ねており、かといって人を騙すなどの意図もない男性では、信頼できる誰かには、わざとバレるような嘘を連発することがあります。
たとえば親しい女性などに「嘘をあばいてほしい」と思っていることが考えられます。
つまり彼らのようなケースでは、自分の虚言癖に苦しんでいるものの、何もかもばらしてしまっては生活が破綻したりもするため、どうして良いか分からなくなっているのです。
こういったタイプに虚言癖を打ち明けられた場合は、かなり信頼されていると見て良いでしょう。
7. 現実の行動がきちんとできなくなる
たとえば、本当は失業して困っているのに、プライドなどから「自分には大きな資産があるので、何年かは失業していても困らないのだ」などという男性がいるとします。
最初はちょっとした見栄張だったかもしれません。
しかしこれが常態化してくると、本当に自分には資産があると思いこむようにもなり、仕事探しなどを本当にしなくなってしまうのです。
怠けているとか、投げやりになっているとかではなく、文字通り現実が見えなくなり嘘の世界に入り込んでしまっているのです。
まとめ
虚言癖のある男性は、必ずしも「悪い」わけではなく、変わった癖を持つ男性、やや病的な心理を持つ男性と考えたほうが賢明です。
「6」のケースのように打ち明けられた場合を除いては、あまり深くは関わらないのが良い方法でしょう。
なんとなくおかしいと思いつつも、地の人柄は悪くない、本当は良い人ではないかと感じるならば、それとなく「嘘をついて、またその嘘のために嘘をつくとか、あるよね」とか話を振ってみるのも良いでしょうね。