総合病院には、日用品を扱うお店と並んで、花屋さんがあるのが普通です。
それだけ、お花が使われるということですが、注意点もあります。
- 間違っても鉢植えはダメ
- 香りの強い花はマナー違反
- 白と赤の色は、持参しない
- 花が落ちるものは控える
- 病院が花を禁止している場合もある
- 花の世話をさせることになるので、持参しない
- 語呂の悪い花は、持参しない
- ドライフラワーやプリザーブドフラワーがお勧め
- 生命力の強い花を持参する
- まとめ
1. 間違っても鉢植えはダメ
これは、ある面、他でも言われている一般常識のようなことですので、改めて記載することもないかと思います。
鉢植えの花をお見舞いに使うのは「病が根付く」といって、地域、年齢を問わず、嫌われます。
また、病でベッドに臥せている人に、鉢の世話をさせようというのですから、ちょっと無理なことだと、誰でも思いそうなことでもあります。
2. 香りの強い花はマナー違反
病気によっては、臭気そのものに関する機能の治療で入院している人もいます。
手術を終えたばかりの患者さんもあります。
また、健康な体であっても、むせかえるような花のにおいが、苦手な人もいます。
病室中ににおいが広がるような花を持参することは、避けるようにします。
それでなくとも、病室には、消毒や薬品、体臭、採尿の臭いなど独特の臭気が漂っていますから、できる限り、新たな臭いの根源は避けたいものです。
3. 白と赤の色は、持参しない
白い花は、葬儀の時に、一般的に祭壇で使用する白菊を連想させるということで嫌われます。
同じように、赤色の花を咲かせる花は多いのですが、赤色の代表格である血を連想させるということで、これも嫌われます。
治療にせよ手術にせよ、赤い鮮血の色は、病気と闘う上では、避けて通れない、仕方の無い現象でもありますが。
4. 花が落ちるものは控える
お見舞いには、避けられものの代表として揚げられるのが椿ですが、椿は、花びらが散っていくのではなく、散る時には、花全体がポロリと落ちますので、首が落ちると言って嫌われます。
同じ意味合いで、庭木にも椿は、避けられていますので、改めて確認する必要もないかと思います。
同様に、散り際などで避けられる花がありますので、花屋さんに尋ねるとよいでしょう。
5. 病院が花を禁止している場合もある
病院によっては、お見舞いに花を持参することを、すでに禁止しているところもあります。
これは、土の中に生息している様々な菌や花自体がもっている菌などが持ち込まれることによって、免疫力の落ちている患者さんの感染症を引き起こすことを想定しての措置です。
また、人によっては、花粉アレルギーをもっている人もいますので、6人、4人という大部屋での入院では、だれに迷惑をかけるか分かりません。
院内感染が、何かと問題にされる昨今、ほとんどの医療施設で、感染率の高い子どもの見舞いを制限するのと同様に、疑わしい品物は持ち込ませないようにする傾向にあるようです。
6. 花の世話をさせることになるので、持参しない
花をあげるということは、花瓶の水換えという仕事が、同時についてきます。
その前に、病室には花瓶がなく、ナースセンターから借りてくることにもなりかねません。
さらに、膝関節など、足に関する病状で入院している患者さんにとっては、毎日の水替えは、かなりの負担になります。
だからといって、看護士さんにお願いするのも患者さんは、各フロアー毎に大勢いるわけですから、軽々に、お願いできるのではありません。
かといって、ほっておいたのでは、水が腐敗して、部屋中に悪臭が漂うことになります。
たかが水替えですが、病気の身には結構で、負担のかかる仕事です。
7. 語呂の悪い花は、持参しない
シクラメンなどの花は、シが「死」を連想させるので、持参しないようにします。
同様に、クロッカスなども「苦」とつながりそうなので避けるようにします。
語呂合わせですので、無理にこじつけたような花も出てきますが、要は、早く治くなって欲しい訳ですから、よく考えて誠意が届くように選びます。
8. ドライフラワーやプリザーブドフラワーがお勧め
水の世話をしなくていいような花として、ドライフラワーやプリザーブドフラワーがあります。
水の世話が全くいりませんし、見た目にも、活き花とは違った美しさがあります。
それに、完全に乾燥していますので、軽重でどこにでも気軽に置くことができます。
9. 生命力の強い花を持参する
オリズルランやポーチュラカといった生命力の強い花を贈るのも、力強く病魔からのがれて元気になる象徴として、選ばれます。
力強く花を咲かせ、生きていく植物の秘められたパワーにあやかろうという願いが込められた花選びが、患者さんにも伝われば、一日も早い退院が待たれます。
まとめ
一昔前は、入院のお見舞い=お花、でしたが、医学の進歩と共に、感染症や特に、院内感染が問題視されるようになり、お見舞いに花を持参することは、皆無となりました。
せっかく病室が少しでも明るくなるようにと持参しても、ナースセンターや受付で没収されたのでは、元も子もありません。
どうしても持参したければ、お見舞いに行く病院に、あらかじめ尋ねておいてから行動すると、無駄もなく後始末も全員でがんばれ、一日も早い退院が、できるかもしれません。
総合病院には、日用品を扱うお店と並んで、花屋さんがあるのが普通です。
それだけ、お花が使われるということですが、注意点もあります。
1. 間違っても鉢植えはダメ
これは、ある面、他でも言われている一般常識のようなことですので、改めて記載することもないかと思います。
鉢植えの花をお見舞いに使うのは「病が根付く」といって、地域、年齢を問わず、嫌われます。
また、病でベッドに臥せている人に、鉢の世話をさせようというのですから、ちょっと無理なことだと、誰でも思いそうなことでもあります。
2. 香りの強い花はマナー違反
病気によっては、臭気そのものに関する機能の治療で入院している人もいます。
手術を終えたばかりの患者さんもあります。
また、健康な体であっても、むせかえるような花のにおいが、苦手な人もいます。
病室中ににおいが広がるような花を持参することは、避けるようにします。
それでなくとも、病室には、消毒や薬品、体臭、採尿の臭いなど独特の臭気が漂っていますから、できる限り、新たな臭いの根源は避けたいものです。
3. 白と赤の色は、持参しない
白い花は、葬儀の時に、一般的に祭壇で使用する白菊を連想させるということで嫌われます。
同じように、赤色の花を咲かせる花は多いのですが、赤色の代表格である血を連想させるということで、これも嫌われます。
治療にせよ手術にせよ、赤い鮮血の色は、病気と闘う上では、避けて通れない、仕方の無い現象でもありますが。
4. 花が落ちるものは控える
お見舞いには、避けられものの代表として揚げられるのが椿ですが、椿は、花びらが散っていくのではなく、散る時には、花全体がポロリと落ちますので、首が落ちると言って嫌われます。
同じ意味合いで、庭木にも椿は、避けられていますので、改めて確認する必要もないかと思います。
同様に、散り際などで避けられる花がありますので、花屋さんに尋ねるとよいでしょう。
5. 病院が花を禁止している場合もある
病院によっては、お見舞いに花を持参することを、すでに禁止しているところもあります。
これは、土の中に生息している様々な菌や花自体がもっている菌などが持ち込まれることによって、免疫力の落ちている患者さんの感染症を引き起こすことを想定しての措置です。
また、人によっては、花粉アレルギーをもっている人もいますので、6人、4人という大部屋での入院では、だれに迷惑をかけるか分かりません。
院内感染が、何かと問題にされる昨今、ほとんどの医療施設で、感染率の高い子どもの見舞いを制限するのと同様に、疑わしい品物は持ち込ませないようにする傾向にあるようです。
6. 花の世話をさせることになるので、持参しない
花をあげるということは、花瓶の水換えという仕事が、同時についてきます。
その前に、病室には花瓶がなく、ナースセンターから借りてくることにもなりかねません。
さらに、膝関節など、足に関する病状で入院している患者さんにとっては、毎日の水替えは、かなりの負担になります。
だからといって、看護士さんにお願いするのも患者さんは、各フロアー毎に大勢いるわけですから、軽々に、お願いできるのではありません。
かといって、ほっておいたのでは、水が腐敗して、部屋中に悪臭が漂うことになります。
たかが水替えですが、病気の身には結構で、負担のかかる仕事です。
7. 語呂の悪い花は、持参しない
シクラメンなどの花は、シが「死」を連想させるので、持参しないようにします。
同様に、クロッカスなども「苦」とつながりそうなので避けるようにします。
語呂合わせですので、無理にこじつけたような花も出てきますが、要は、早く治くなって欲しい訳ですから、よく考えて誠意が届くように選びます。
8. ドライフラワーやプリザーブドフラワーがお勧め
水の世話をしなくていいような花として、ドライフラワーやプリザーブドフラワーがあります。
水の世話が全くいりませんし、見た目にも、活き花とは違った美しさがあります。
それに、完全に乾燥していますので、軽重でどこにでも気軽に置くことができます。
9. 生命力の強い花を持参する
オリズルランやポーチュラカといった生命力の強い花を贈るのも、力強く病魔からのがれて元気になる象徴として、選ばれます。
力強く花を咲かせ、生きていく植物の秘められたパワーにあやかろうという願いが込められた花選びが、患者さんにも伝われば、一日も早い退院が待たれます。
まとめ
一昔前は、入院のお見舞い=お花、でしたが、医学の進歩と共に、感染症や特に、院内感染が問題視されるようになり、お見舞いに花を持参することは、皆無となりました。
せっかく病室が少しでも明るくなるようにと持参しても、ナースセンターや受付で没収されたのでは、元も子もありません。
どうしても持参したければ、お見舞いに行く病院に、あらかじめ尋ねておいてから行動すると、無駄もなく後始末も全員でがんばれ、一日も早い退院が、できるかもしれません。