楽しいはずの我が家なのに、真っすぐ家に帰りたくない。
いま話題の帰宅恐怖症の原因や特徴をお伝えします。
- イライラする妻
- くつろげない家
- 家族の輪に入れない
- 完璧主義者
- 不倫や浮気
- うつ
- 離婚がチラついている
- ご機嫌取りしやすい性格
- 子どもが小さい
- 収入が少ない
- 思春期の子どもがいる
- 書斎がない
- コミュニケーション不足
- まとめ
1. イライラする妻
帰宅恐怖症とは、家に帰ること自体が苦痛に感じてしまう心理状態のこと。
自分の住まいに帰るだけなのに恐怖やストレスを感じてしまうのは、迎える家族側に原因があることが多いようです。
妻が怖い恐妻家は帰宅恐怖症になりやすい傾向にあります。
イライラしている妻に八つ当たりされたくないため、真っすぐ家に帰ることができないのです。
2. くつろげない家
帰宅恐怖症になりやすい家の特徴として、居心地の悪い空気があります。
玄関にチリひとつ落ちていないスッキリ整頓された住まいはモデルルームのよう。
潔癖症の家族がいると、家の中で無邪気に遊ぶこと・ポテトチップを食べることもできません。
自分の家なのにヨソの家を訪れたときのようにソワソワ落ち着かず、家で過ごす時間がストレスになっていきます。
3. 家族の輪に入れない
仕事一直線のライフスタイルを続けていると、たまに早く帰宅したとき、すでにある家族の輪にスムーズに入れないことがあります。
こじれた家族と無理に仲良くしようとすればするほど、空回りしてしまうこともあります。
家族の輪に溶けこめない自分と、素直に向き合えなくて、帰宅恐怖症になってしまうこともあります。
4. 完璧主義者
人生はこうあるべきもの、完璧を求めようとするあまり、現実が追い付かず知らず識らずのうちに疲れをため込んでしまうことがあります。
完璧主義者やマジメな性格の人ほど、家族内でちょっとしたトラブルや喧嘩があると、一世一代の事件かのように真剣に捉えます。
自分の力だけで解決できないと分かると、現実から逃げてしまいたくなります。
完璧であろうとすればするほど、自分で作ったオリに閉じ込められてしまうのです。
5. 不倫や浮気
不倫や浮気などやましいことをしている人は、自宅にまっすぐ足が向かないことがあります。
不倫や浮気にハマればハマるほど、穢れの知らない奥さんや子どもの顔を真っすぐ見つめることができなくなるのです。
何か隠し事があれば、避けて通りたいと思うのが世の常。
隠し事が多くなればなるほど、絡まった糸はほぐれにくくなり、スムーズな帰宅ができなくなります。
6. うつ
仕事や人間関係でストレスがたまったとき、過剰労働を強いられたとき、心が風邪をひいてしまうことがあります。
うつなどメンタル系の病気に陥ってしまうと、自分の思い通りに体が動かせなくなります。
「家に帰りたい」と思っているのに、ついついパチンコ屋や居酒屋に立ち寄ってしまいます。
心の病気は家族や友だちでも治すことはできません。
心療内科など専門医の診察が必要です。
7. 離婚がチラついている
帰宅恐怖症になる方の多くが、パートナーと何らかの不和を抱えている人です。
うまくコミュニケーションが取れない・自分の意見が認めてもらえない・自分の居場所がない。
あふれる想いが届かなくなると「離婚」の選択肢を考えるようになります。
パートナーと本気で離婚を考えるようになると、今まで愛の巣だと思っていた我が家に愛着が持てなくなります。
帰宅しても良いことが無いと分かっているため、まっすぐ自宅に帰らなくなるのです。
8. ご機嫌取りしやすい性格
小さいころから親の顔色ばかり窺って生活してきたタイプの人は、帰宅恐怖症になりやすい性格です。
自分の気持ちにフタをして、相手の気持ちを優先して物事を考えます。
相手の顔色を窺いすぎるあまり、気持ちがよりナーバスになってしまうことがあります。
トラブルやいざこざがあるくらいなら逃げだ方が増しだと思っているため、いつも以上に予定や仕事を入れて帰らなくなります。
9. 子どもが小さい
子どもが未就学児で幼い場合、男性が奥さんの家事や子育てをうまくサポートできず、ストレスを抱えてしまうことがあります。
オムツ替えや授乳などを手際よくできないため、奥さんから罵られることもしばしば。
子育ての大変さより仕事の大変さを優先させるため、早い時間に帰宅できなくなります。
10. 収入が少ない
収入が少なくて満足に家族を養えない後ろめたさから、帰宅恐怖症になってしまう方もいます。
お金と幸せは比例するかといえば、そうでもありません。
世の中には経済的に豊かで何不自由のない暮らしをしていても、ケンカの絶えない夫婦もいます。
努力家でマジメな人ほど自分の甲斐性の無さが気になり、正々堂々と家に帰れなくなります。
11. 思春期の子どもがいる
お年頃の子どもは、お父さんの存在がとても気になります。
普段家にいない存在なのに、早く帰ってきたときだけ文句を言われたり、横暴に振る舞われることが気に入らないのです。
思春期の子どもから嫌われてしまうと、家庭のなかに居場所が無くなります。
早く帰って嫌な顔をされるくらいなら、会社にいた方がマシ。
そう考えるようになるのです。
子どもが思春期を超え、社会人になってから関係性が良くなることもあります。
12. 書斎がない
家に帰っても「自分だけのスペース」がないと落ち着かないものです。
マイルームが難しくても「小さな書斎」「小さな仕事部屋」が家庭のどこかにあると、1人でゆったり寛げます。
お気に入りの本を読んだり、資格取得の勉強をしたり、コレクションを眺めたり、自分の空間で過ごす時間は癒しを与えてくれます。
自分だけの空間や部屋がないと、自宅に寛ぎができず帰宅自体がストレスになることもあります。
13. コミュニケーション不足
早く帰っても問題ないのに遠回りして帰るのは、家が怖いからです。
家族とコミュニケーションがきちんと取れていないと、色々な事柄を誤解してしまい、悪い方にとらえてしまいます。
しっかり会話が取れていると、自分の気持ちや考えを家族に伝えられます。
また家族の思いやルールも受け取れます。
帰宅恐怖症になってしまうのを防ぐためには、積極的に家族と話し合う姿勢が大切です。
まとめ
現代人にありがちな、帰宅恐怖症についてまとめてみました。
新婚生活にはあまり聞かれない「帰宅恐怖症」、お子さんが生まれたりお子さんが思春期に突入するプロセスで、生まれてくる病のひとつです。
帰宅恐怖症を生み出さないためにも、風とおりのよい家庭環境をつくっておくことが大切です。
言いたいことはお互いに言い合い、歩み寄る努力をすることが帰宅恐怖症の対処法になるのではないでしょうか。
楽しいはずの我が家なのに、真っすぐ家に帰りたくない。
いま話題の帰宅恐怖症の原因や特徴をお伝えします。
1. イライラする妻
帰宅恐怖症とは、家に帰ること自体が苦痛に感じてしまう心理状態のこと。
自分の住まいに帰るだけなのに恐怖やストレスを感じてしまうのは、迎える家族側に原因があることが多いようです。
妻が怖い恐妻家は帰宅恐怖症になりやすい傾向にあります。
イライラしている妻に八つ当たりされたくないため、真っすぐ家に帰ることができないのです。
2. くつろげない家
帰宅恐怖症になりやすい家の特徴として、居心地の悪い空気があります。
玄関にチリひとつ落ちていないスッキリ整頓された住まいはモデルルームのよう。
潔癖症の家族がいると、家の中で無邪気に遊ぶこと・ポテトチップを食べることもできません。
自分の家なのにヨソの家を訪れたときのようにソワソワ落ち着かず、家で過ごす時間がストレスになっていきます。
3. 家族の輪に入れない
仕事一直線のライフスタイルを続けていると、たまに早く帰宅したとき、すでにある家族の輪にスムーズに入れないことがあります。
こじれた家族と無理に仲良くしようとすればするほど、空回りしてしまうこともあります。
家族の輪に溶けこめない自分と、素直に向き合えなくて、帰宅恐怖症になってしまうこともあります。
4. 完璧主義者
人生はこうあるべきもの、完璧を求めようとするあまり、現実が追い付かず知らず識らずのうちに疲れをため込んでしまうことがあります。
完璧主義者やマジメな性格の人ほど、家族内でちょっとしたトラブルや喧嘩があると、一世一代の事件かのように真剣に捉えます。
自分の力だけで解決できないと分かると、現実から逃げてしまいたくなります。
完璧であろうとすればするほど、自分で作ったオリに閉じ込められてしまうのです。
5. 不倫や浮気
不倫や浮気などやましいことをしている人は、自宅にまっすぐ足が向かないことがあります。
不倫や浮気にハマればハマるほど、穢れの知らない奥さんや子どもの顔を真っすぐ見つめることができなくなるのです。
何か隠し事があれば、避けて通りたいと思うのが世の常。
隠し事が多くなればなるほど、絡まった糸はほぐれにくくなり、スムーズな帰宅ができなくなります。
6. うつ
仕事や人間関係でストレスがたまったとき、過剰労働を強いられたとき、心が風邪をひいてしまうことがあります。
うつなどメンタル系の病気に陥ってしまうと、自分の思い通りに体が動かせなくなります。
「家に帰りたい」と思っているのに、ついついパチンコ屋や居酒屋に立ち寄ってしまいます。
心の病気は家族や友だちでも治すことはできません。
心療内科など専門医の診察が必要です。
7. 離婚がチラついている
帰宅恐怖症になる方の多くが、パートナーと何らかの不和を抱えている人です。
うまくコミュニケーションが取れない・自分の意見が認めてもらえない・自分の居場所がない。
あふれる想いが届かなくなると「離婚」の選択肢を考えるようになります。
パートナーと本気で離婚を考えるようになると、今まで愛の巣だと思っていた我が家に愛着が持てなくなります。
帰宅しても良いことが無いと分かっているため、まっすぐ自宅に帰らなくなるのです。
8. ご機嫌取りしやすい性格
小さいころから親の顔色ばかり窺って生活してきたタイプの人は、帰宅恐怖症になりやすい性格です。
自分の気持ちにフタをして、相手の気持ちを優先して物事を考えます。
相手の顔色を窺いすぎるあまり、気持ちがよりナーバスになってしまうことがあります。
トラブルやいざこざがあるくらいなら逃げだ方が増しだと思っているため、いつも以上に予定や仕事を入れて帰らなくなります。
9. 子どもが小さい
子どもが未就学児で幼い場合、男性が奥さんの家事や子育てをうまくサポートできず、ストレスを抱えてしまうことがあります。
オムツ替えや授乳などを手際よくできないため、奥さんから罵られることもしばしば。
子育ての大変さより仕事の大変さを優先させるため、早い時間に帰宅できなくなります。
10. 収入が少ない
収入が少なくて満足に家族を養えない後ろめたさから、帰宅恐怖症になってしまう方もいます。
お金と幸せは比例するかといえば、そうでもありません。
世の中には経済的に豊かで何不自由のない暮らしをしていても、ケンカの絶えない夫婦もいます。
努力家でマジメな人ほど自分の甲斐性の無さが気になり、正々堂々と家に帰れなくなります。
11. 思春期の子どもがいる
お年頃の子どもは、お父さんの存在がとても気になります。
普段家にいない存在なのに、早く帰ってきたときだけ文句を言われたり、横暴に振る舞われることが気に入らないのです。
思春期の子どもから嫌われてしまうと、家庭のなかに居場所が無くなります。
早く帰って嫌な顔をされるくらいなら、会社にいた方がマシ。
そう考えるようになるのです。
子どもが思春期を超え、社会人になってから関係性が良くなることもあります。
12. 書斎がない
家に帰っても「自分だけのスペース」がないと落ち着かないものです。
マイルームが難しくても「小さな書斎」「小さな仕事部屋」が家庭のどこかにあると、1人でゆったり寛げます。
お気に入りの本を読んだり、資格取得の勉強をしたり、コレクションを眺めたり、自分の空間で過ごす時間は癒しを与えてくれます。
自分だけの空間や部屋がないと、自宅に寛ぎができず帰宅自体がストレスになることもあります。
13. コミュニケーション不足
早く帰っても問題ないのに遠回りして帰るのは、家が怖いからです。
家族とコミュニケーションがきちんと取れていないと、色々な事柄を誤解してしまい、悪い方にとらえてしまいます。
しっかり会話が取れていると、自分の気持ちや考えを家族に伝えられます。
また家族の思いやルールも受け取れます。
帰宅恐怖症になってしまうのを防ぐためには、積極的に家族と話し合う姿勢が大切です。
まとめ
現代人にありがちな、帰宅恐怖症についてまとめてみました。
新婚生活にはあまり聞かれない「帰宅恐怖症」、お子さんが生まれたりお子さんが思春期に突入するプロセスで、生まれてくる病のひとつです。
帰宅恐怖症を生み出さないためにも、風とおりのよい家庭環境をつくっておくことが大切です。
言いたいことはお互いに言い合い、歩み寄る努力をすることが帰宅恐怖症の対処法になるのではないでしょうか。