最近「存在感あるよね」という言葉を、よく耳にするようになりました。
「存在感」があるのは、人に対して、組織に対して、物事に対して、あるいはそれらがどういう状態が「存在感」なのか、範囲の広い言葉です。
- 普段は「存在感」がない
- 事あるごとに、自己アピールをしてこない
- リーダーとしての魅力がある
- 「あの人に任せておけば大丈夫」という安心感がある
- 体格がよく、恰幅がある
- 「能あるタカは爪を隠す」奥ゆかしさを持っているが、いざというときに強い
- 「縁の下の力持ち」である
- 多数派を形成している
- 少数派でも「山椒は小粒てピリリと辛い」というよえな要素を持ち合わせている
- 問題解決能力を持っている
- 世間で知られていない人が、あるきっかけで「彗星のように」表に出てくること
- スーパーマンや戦隊ヒーロー
- 何かニュースになるようなことが起き、過去の大きな出来事が引き合いに出された時
- 意外性を見せられた時
- 誰か他の人で替わりがきかない
- 同じくらい存在感があるものの中にあっても、存在感を示せる
- 常に意識をしてしまうような人や出来事
- 背中が大きく感じる人
- 時代を作れる人
- まとめ
1. 普段は「存在感」がない
これは当然です。
普段から「存在感」があったら、あらためて「存在感」の大きさや、強さ、ありがたさ、深み、インパクトの具合など、印象に残らないですから。
「あれっ、あの人いたっけ?」というくらいの「存在感のない」人・物・事でないと意味がありません。
2. 事あるごとに、自己アピールをしてこない
これは先の1.とは真逆ですが、これも然りです。
常日頃から「俺が俺が」とか「何かあれば任せてよ」なんて言ってる人は、ただうざいだけ。
また「何かあれば任せてよ」と言ってる人に限って、いざ任せたらボロボロ。
「あいつ、口先だけだよな」と残念な結果になることも。
こういう人は、こういうアピールをしておかないと「存在感」が保てないのでしょう。
3. リーダーとしての魅力がある
やはり組織のリーダーは、リーダーシップという名の「存在感」は欲しいですよね。
ちょっとしたことで理念がぐらついたり、方針がぶれたり、自信がなさげだったりすると、組織に属しているものとすれは、「大丈夫なのか?
」と不安にかられます。
4. 「あの人に任せておけば大丈夫」という安心感がある
難しいプロジェクトで暗礁に乗り上げたり、失敗になりかけたりするとき、必ず成功に導いてくれる人。
そんな人がいれば、その人の評価が高まります、その人ばかりに頼るのはいいことではありませんが、「安心感」と「信頼」は、存在感を高めます。
5. 体格がよく、恰幅がある
これはもう、見た目そのまんまでしょう。
小さくて、痩せている人でも存在感のある人はいますが、「存在感がある」という言葉から多くの人がイメージするのは、やはり体格がよく、恰幅がある人です。
6. 「能あるタカは爪を隠す」奥ゆかしさを持っているが、いざというときに強い
タカの爪は獲物を仕留める強力な武器であり、タカがタカである決定的なものです。
タカの爪は、いつでも見せていたら「存在感」にはつなりません。
隠し持っていて、効果的に使うと「存在感」につながるという、良い例えです。
7. 「縁の下の力持ち」である
住宅事情の変化から、畳の和室は家の中でも狭くなり、あるいはもともと和室すらないという家も増えてきました。
畳の和室ですと、劣化に伴い畳を交換する作業が定期的にありました。
また梅雨明けには「虫干」といって、畳が含んだ湿気を取るため、畳をめくって干すという作業もありました。
そういうときの声「縁の下」は、とても身近な存在でした。
今はシロアリ駆除くらいですかね、縁の下を意識することなんて。
8. 多数派を形成している
数が多いだけで、法律が決まったり、選挙に勝ったりするのは、民主主義の論理とはよく言います。
数の多さだけでは、正しさは計れないものの、大衆より群衆と言っただけで、圧倒される「存在感」を思い起こさせます。
群衆が国を動かすというのも、あり得る話です。
9. 少数派でも「山椒は小粒てピリリと辛い」というよえな要素を持ち合わせている
これも9.とは逆の発想ですが、300人の軍が10000人の軍勢に勝利したとは、戦国時代には起こり得た話です。
いくら数で勝っていても、統率力がなく、兵隊の意志がバラバラでは勝てません。
数の理論ではなく、戦術やプランニングが勝利を引き寄せます。
10. 問題解決能力を持っている
この能力を持ち合わせている人は、ビジネスマンでも、そう多くないですし、持ち合わせている人は信頼を勝ち得て。
リーダーになっているかもしれません。
「0か100か」という解決策ではなく、相手も自分も納得いく解決策、「着地点」を見いだせる人の方が、日本社会では受け入れられます。
11. 世間で知られていない人が、あるきっかけで「彗星のように」表に出てくること
テニスの錦織圭選手、将棋の藤井奏太君。
マスコミがこぞって取り上げ、多くの人が知る人になり、偉大な記録を次々と打ち立てていったときは、半端ない「存在感」を感じた方は多かったでしょう。
どちらも今は不調ですが、また復活して鮮やかに勝ち方をしたときには、あらためてその「存在感」を感じることになります。
12. スーパーマンや戦隊ヒーロー
彼らは文句なしにカッコいい。
困っている時に、絶妙のタイミングで現れて、窮地を脱してくれる。
しかも強さと優しさを持ち合わせて、非の打ち所がない。
なかなか人間ではそうは上手くいなかいところも、彼らの「存在感」です。
13. 何かニュースになるようなことが起き、過去の大きな出来事が引き合いに出された時
今日が「防災の日」ということや、南海・東南海トラフ地震の発生が取り上げられていますが、やはり話題になるのは「東日本大震災」です。
「東日本大震災」の前は、「阪神淡路大震災」が引き合いに出されました。
地震だけでなく、過去の大きな出来事は、同じような出来事が起こったとき、人はあらためてその「存在感」を認識します。
記憶が呼び覚まされるからです。
嫌な記憶は忘れ去りたいですが、風化されない努力も必要です。
14. 意外性を見せられた時
「あの人、ピアノ弾けるんだって。
意外過ぎる」というように、余りプライベートまで親しくなく、普段見せているイメージからかけ離れた一面を知ると、それだけで特別な感じと、その人になかった側面が、勝手に「存在感」として追加されます。
意外性そのものが、すでに「存在感」を高めているのですが。
15. 誰か他の人で替わりがきかない
なかなか組織の一員として働いている会社では、誰かの替わりがきかない存在になること事態が、難しいです。
「人事異動」は、組織の活性化の側面もありますが、他の部署に異動になっても、業務の引き継ぎさえしっかりしていれは「誰でもできる」という考えがベースになっています。
16. 同じくらい存在感があるものの中にあっても、存在感を示せる
先ほどスポーツニュースで、今日の横綱稽古壮健に参加したのは日馬富士だけだったとか。
白鵬は体調が、稀勢の里はケガの回復が思わしくないとか。
そこでアナウンサーが「そんな中で存在感を見せたのは日馬富士関」と表現したのです。
横綱3人とも参加していれば、この表現を使う必要はありません。
17. 常に意識をしてしまうような人や出来事
先生・親・上司・同僚・友達・ライバル・恋人…。
あるいは忘れられない思い出・印象に残るシーン・衝撃的な事件・トラウマ・プレッシャーなどなど。
他人にはどうってことない人や事でも、ある人にはとてつもなく大きな「存在感」として立ちはだかることもあります。
18. 背中が大きく感じる人
あなたにとっては誰でしょう。
背中の大きさを例えられることが多いのは「父親」ですし、生物学的にも女より男の背中の方が大きいです。
ただ比喩的に見るとどうでしょう。
サッカー女子、元なでしこジャパンのキャプテンの澤穂希さんは、選手時代よくピッチで「私の背中を見て」と言っており、その一言で結束力が高まったと証言している選手も多くいます。
澤穂希さんも「存在感」ある選手でした。
19. 時代を作れる人
「存在感」のある人の中でも、特に選ばれた、限られた人にしか巡り合わせない人でしょう。
運・才能・タイミングなど、すべて揃うことが条件となるからです。
時代は作りたくても作れないので、不可能に近いものがあります。
不可能を可能にする人は、それだけで「存在感」が生まれます。
まとめ
以上、「存在感」がある人の特徴を20個挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。
最近は「存在感」という言葉が、たやすく多用されているように思います。
「これさえ付ければ目立つ。
気を引く」というような感じです。
SNSの発達で個人が特定される時代なのか、逆に「存在感」を消していたり、わざとなくしたりしたいと思っている人が多いのでしょうか。
それとも「存在感」がなさすぎる人が多く、「存在感」のある人が求められているせいなのでしょうか。
最近「存在感あるよね」という言葉を、よく耳にするようになりました。
「存在感」があるのは、人に対して、組織に対して、物事に対して、あるいはそれらがどういう状態が「存在感」なのか、範囲の広い言葉です。
- 普段は「存在感」がない
- 事あるごとに、自己アピールをしてこない
- リーダーとしての魅力がある
- 「あの人に任せておけば大丈夫」という安心感がある
- 体格がよく、恰幅がある
- 「能あるタカは爪を隠す」奥ゆかしさを持っているが、いざというときに強い
- 「縁の下の力持ち」である
- 多数派を形成している
- 少数派でも「山椒は小粒てピリリと辛い」というよえな要素を持ち合わせている
- 問題解決能力を持っている
- 世間で知られていない人が、あるきっかけで「彗星のように」表に出てくること
- スーパーマンや戦隊ヒーロー
- 何かニュースになるようなことが起き、過去の大きな出来事が引き合いに出された時
- 意外性を見せられた時
- 誰か他の人で替わりがきかない
- 同じくらい存在感があるものの中にあっても、存在感を示せる
- 常に意識をしてしまうような人や出来事
- 背中が大きく感じる人
- 時代を作れる人
- まとめ
1. 普段は「存在感」がない
これは当然です。
普段から「存在感」があったら、あらためて「存在感」の大きさや、強さ、ありがたさ、深み、インパクトの具合など、印象に残らないですから。
「あれっ、あの人いたっけ?」というくらいの「存在感のない」人・物・事でないと意味がありません。
2. 事あるごとに、自己アピールをしてこない
これは先の1.とは真逆ですが、これも然りです。
常日頃から「俺が俺が」とか「何かあれば任せてよ」なんて言ってる人は、ただうざいだけ。
また「何かあれば任せてよ」と言ってる人に限って、いざ任せたらボロボロ。
「あいつ、口先だけだよな」と残念な結果になることも。
こういう人は、こういうアピールをしておかないと「存在感」が保てないのでしょう。
3. リーダーとしての魅力がある
やはり組織のリーダーは、リーダーシップという名の「存在感」は欲しいですよね。
ちょっとしたことで理念がぐらついたり、方針がぶれたり、自信がなさげだったりすると、組織に属しているものとすれは、「大丈夫なのか?
」と不安にかられます。
4. 「あの人に任せておけば大丈夫」という安心感がある
難しいプロジェクトで暗礁に乗り上げたり、失敗になりかけたりするとき、必ず成功に導いてくれる人。
そんな人がいれば、その人の評価が高まります、その人ばかりに頼るのはいいことではありませんが、「安心感」と「信頼」は、存在感を高めます。
5. 体格がよく、恰幅がある
これはもう、見た目そのまんまでしょう。
小さくて、痩せている人でも存在感のある人はいますが、「存在感がある」という言葉から多くの人がイメージするのは、やはり体格がよく、恰幅がある人です。
6. 「能あるタカは爪を隠す」奥ゆかしさを持っているが、いざというときに強い
タカの爪は獲物を仕留める強力な武器であり、タカがタカである決定的なものです。
タカの爪は、いつでも見せていたら「存在感」にはつなりません。
隠し持っていて、効果的に使うと「存在感」につながるという、良い例えです。
7. 「縁の下の力持ち」である
住宅事情の変化から、畳の和室は家の中でも狭くなり、あるいはもともと和室すらないという家も増えてきました。
畳の和室ですと、劣化に伴い畳を交換する作業が定期的にありました。
また梅雨明けには「虫干」といって、畳が含んだ湿気を取るため、畳をめくって干すという作業もありました。
そういうときの声「縁の下」は、とても身近な存在でした。
今はシロアリ駆除くらいですかね、縁の下を意識することなんて。
8. 多数派を形成している
数が多いだけで、法律が決まったり、選挙に勝ったりするのは、民主主義の論理とはよく言います。
数の多さだけでは、正しさは計れないものの、大衆より群衆と言っただけで、圧倒される「存在感」を思い起こさせます。
群衆が国を動かすというのも、あり得る話です。
9. 少数派でも「山椒は小粒てピリリと辛い」というよえな要素を持ち合わせている
これも9.とは逆の発想ですが、300人の軍が10000人の軍勢に勝利したとは、戦国時代には起こり得た話です。
いくら数で勝っていても、統率力がなく、兵隊の意志がバラバラでは勝てません。
数の理論ではなく、戦術やプランニングが勝利を引き寄せます。
10. 問題解決能力を持っている
この能力を持ち合わせている人は、ビジネスマンでも、そう多くないですし、持ち合わせている人は信頼を勝ち得て。
リーダーになっているかもしれません。
「0か100か」という解決策ではなく、相手も自分も納得いく解決策、「着地点」を見いだせる人の方が、日本社会では受け入れられます。
11. 世間で知られていない人が、あるきっかけで「彗星のように」表に出てくること
テニスの錦織圭選手、将棋の藤井奏太君。
マスコミがこぞって取り上げ、多くの人が知る人になり、偉大な記録を次々と打ち立てていったときは、半端ない「存在感」を感じた方は多かったでしょう。
どちらも今は不調ですが、また復活して鮮やかに勝ち方をしたときには、あらためてその「存在感」を感じることになります。
12. スーパーマンや戦隊ヒーロー
彼らは文句なしにカッコいい。
困っている時に、絶妙のタイミングで現れて、窮地を脱してくれる。
しかも強さと優しさを持ち合わせて、非の打ち所がない。
なかなか人間ではそうは上手くいなかいところも、彼らの「存在感」です。
13. 何かニュースになるようなことが起き、過去の大きな出来事が引き合いに出された時
今日が「防災の日」ということや、南海・東南海トラフ地震の発生が取り上げられていますが、やはり話題になるのは「東日本大震災」です。
「東日本大震災」の前は、「阪神淡路大震災」が引き合いに出されました。
地震だけでなく、過去の大きな出来事は、同じような出来事が起こったとき、人はあらためてその「存在感」を認識します。
記憶が呼び覚まされるからです。
嫌な記憶は忘れ去りたいですが、風化されない努力も必要です。
14. 意外性を見せられた時
「あの人、ピアノ弾けるんだって。
意外過ぎる」というように、余りプライベートまで親しくなく、普段見せているイメージからかけ離れた一面を知ると、それだけで特別な感じと、その人になかった側面が、勝手に「存在感」として追加されます。
意外性そのものが、すでに「存在感」を高めているのですが。
15. 誰か他の人で替わりがきかない
なかなか組織の一員として働いている会社では、誰かの替わりがきかない存在になること事態が、難しいです。
「人事異動」は、組織の活性化の側面もありますが、他の部署に異動になっても、業務の引き継ぎさえしっかりしていれは「誰でもできる」という考えがベースになっています。
16. 同じくらい存在感があるものの中にあっても、存在感を示せる
先ほどスポーツニュースで、今日の横綱稽古壮健に参加したのは日馬富士だけだったとか。
白鵬は体調が、稀勢の里はケガの回復が思わしくないとか。
そこでアナウンサーが「そんな中で存在感を見せたのは日馬富士関」と表現したのです。
横綱3人とも参加していれば、この表現を使う必要はありません。
17. 常に意識をしてしまうような人や出来事
先生・親・上司・同僚・友達・ライバル・恋人…。
あるいは忘れられない思い出・印象に残るシーン・衝撃的な事件・トラウマ・プレッシャーなどなど。
他人にはどうってことない人や事でも、ある人にはとてつもなく大きな「存在感」として立ちはだかることもあります。
18. 背中が大きく感じる人
あなたにとっては誰でしょう。
背中の大きさを例えられることが多いのは「父親」ですし、生物学的にも女より男の背中の方が大きいです。
ただ比喩的に見るとどうでしょう。
サッカー女子、元なでしこジャパンのキャプテンの澤穂希さんは、選手時代よくピッチで「私の背中を見て」と言っており、その一言で結束力が高まったと証言している選手も多くいます。
澤穂希さんも「存在感」ある選手でした。
19. 時代を作れる人
「存在感」のある人の中でも、特に選ばれた、限られた人にしか巡り合わせない人でしょう。
運・才能・タイミングなど、すべて揃うことが条件となるからです。
時代は作りたくても作れないので、不可能に近いものがあります。
不可能を可能にする人は、それだけで「存在感」が生まれます。
まとめ
以上、「存在感」がある人の特徴を20個挙げてみましたが、いかがだったでしょうか。
最近は「存在感」という言葉が、たやすく多用されているように思います。
「これさえ付ければ目立つ。
気を引く」というような感じです。
SNSの発達で個人が特定される時代なのか、逆に「存在感」を消していたり、わざとなくしたりしたいと思っている人が多いのでしょうか。
それとも「存在感」がなさすぎる人が多く、「存在感」のある人が求められているせいなのでしょうか。