子供の兄弟喧嘩はどう対処するべきでしょうか?
親は何でも口を挟めばいいというわけではありません。
10のポイントをご紹介します。
- 片方の言い分だけ聞かない
- まず落ち着かせる
- すぐに口を挟まない
- 上の子の冷静さを見る
- 言い分を聞く時はそれぞれ別の場所で
- どちらもわかる&どちらも悪い
- お互いの良い悪いを相手にも聞かせる
- 時間を気にせず納得させる
- 収められなかった上の子には特にしっかり話す
- しこりを残さないように
1. 片方の言い分だけ聞かない
親はつい下の子の言い分を聞いて味方してあげたくなってしまいますが、下の子がわがままを言ったせいで喧嘩になったのかもしれません。
年下だからと言って何でも通るわけではないですし、年下だから優遇されると覚えさせてもだめ。
どちらかの言い分を聞いて決め付けるようなことはやめましょう。
もし喧嘩の中で暴力があったとしてもそこまで怒らせた原因を知ることが大切です。
両者の言い分を公平に聞いてあげなければどちらかの不満がたまり、親への信頼も薄らいでしまいます。
2. まず落ち着かせる
泣き喚いている子供に事情を聞いても取り合ってもらえません。
感情に任せて相手を罵ったり怒りがまたぶり返してしまうことも。
まずは優しく慰めてある程度泣かせてから落ち着くのを待ちましょう。
多少泣かせてからでないと子供はすっきりしないのですぐに泣きやめというのは無理な話です。
心を大きく持って気長に向き合いましょうね。
どちらも泣いている時はまず下の子を慰めつつ上の子には落ち着くまで離れてもらいます。
追いやるようにせず優しく伝え、部屋に連れて行ってあげましょう。
3. すぐに口を挟まない
親がすぐ口を挟んでしまうと子供同士で解決できることもできなくなってしまうので、ある程度の年齢になるとちょっと我慢して見守るというのも大切です。
しかしこれは口喧嘩の時。
暴力がある時は危険なのでさっと仲裁に入るべきですね。
ただ、その際も余計なことは言い過ぎないで手で静止させるに留まってみてください。
ふと我に返って子供達も落ち着くかもしれません。
どちらが悪いと決めてしまうと自分達で解決する術を身につけずにうまく感情をコントロールできなくなってしまいます。
4. 上の子の冷静さを見る
兄弟喧嘩ではどのタイミングで親が制止させるかが難しいところですが、その際は上の子の冷静さを見てみるとわかると思います。
上の子が落ち着いているようなら言い聞かせようとしているのかもしれませんし、解決させてくれるのを期待してみるのも子供を成長させるために必要なことではないでしょうか。
子供同士で仲直りするにはまずは上の子がちょっと大人になってもらうのが先決。
上の子がそれを意識して親を頼らずに何とかしようとしているのに邪魔になるようなことだけはしたくないですね。
5. 言い分を聞く時はそれぞれ別の場所で
お互いの言い分を聞く時に相手の前で聞いてしまうと口を挟まれてややこしくなることがありますから、それぞれを別の場所に連れて行ってそれぞれの言い分を聞きましょう。
相手が聞いていなければ「向こうはこんなつもりだったんじゃない?」と相手の立場になってフォローすることもできます。
しかしそれを聞かれてしまうとまだ怒りが収まっていない場合に「そんなことない!」とぶち壊してしまうようなことも。
6. どちらもわかる&どちらも悪い
喧嘩になってしまった以上はどちらも悪いと言えます。
しかしどちらにも納得できる部分もあるはず。
それを見つけてそれぞれにわかる部分と悪い部分を伝えてあげてください。
完全に自分が正しいとなると開き直ってしまいますし、逆の場合はいじけてしまいます。
ひとつでも落ち度があるとわかれば謝る気にもなるでしょう。
「こう思われたんじゃない?」という予想でもかまいませんのでどちらかだけが悪いという結論にはしない方が無難です。
7. お互いの良い悪いを相手にも聞かせる
それぞれが自分の正しい言い分と悪かったところをある程度理解できるほど落ち着いたら二人を集めてもう一度話します。
そして相手の前でもう一人の正しいところと悪いところを話し、相手も叱られたんだと知ってもらうことで「自分だけじゃないのか」と安心させてあげてください。
最終的には口うるさい親が一番憎たらしい存在になってしまうかもしれませんが、兄弟が仲良くなるならそれでもいいじゃないですか?
親が嫌われ役をかって出て仲直りの手伝いをしてあげればいいのです。
8. 時間を気にせず納得させる
喧嘩を理解させてしこりが残らないように仲直りさせる時に時間を気にしてはいられません。
ちょっとくらい食事の時間がずれても話を途中で止めたりせずにしっかり話し合いましょう。
親の真剣さが伝われば子供達も真剣に考えてくれます。
また、時間で止めるようなことをしていると次また同じようなことがあった時にあいまいなまま終わってしまい、モヤモヤが晴れません。
それでは喧嘩も再開してしまうかもしれませんね。
9. 収められなかった上の子には特にしっかり話す
親が間に入らないと収まらなかったということは上の子にも多少なりの責任はあります。
ある程度の歳になっていたり歳の離れた兄弟での喧嘩なら上の子にはもう少し頑張ってもらいたいですからね。
それを期待していると話して次はこんな風にしてみたら?とアドバイスを残してあげてください。
決して「あなたが悪い」とは言わないであげてくださいね。
10. しこりを残さないように
お互いが嫌いにならないようにしてあげましょう。
親に何かあった時に味方になってくれる存在です。
日頃から仲良くしている必要性を伝えてあげましょう。
子供の兄弟喧嘩はどう対処するべきでしょうか?
親は何でも口を挟めばいいというわけではありません。
10のポイントをご紹介します。
1. 片方の言い分だけ聞かない
親はつい下の子の言い分を聞いて味方してあげたくなってしまいますが、下の子がわがままを言ったせいで喧嘩になったのかもしれません。
年下だからと言って何でも通るわけではないですし、年下だから優遇されると覚えさせてもだめ。
どちらかの言い分を聞いて決め付けるようなことはやめましょう。
もし喧嘩の中で暴力があったとしてもそこまで怒らせた原因を知ることが大切です。
両者の言い分を公平に聞いてあげなければどちらかの不満がたまり、親への信頼も薄らいでしまいます。
2. まず落ち着かせる
泣き喚いている子供に事情を聞いても取り合ってもらえません。
感情に任せて相手を罵ったり怒りがまたぶり返してしまうことも。
まずは優しく慰めてある程度泣かせてから落ち着くのを待ちましょう。
多少泣かせてからでないと子供はすっきりしないのですぐに泣きやめというのは無理な話です。
心を大きく持って気長に向き合いましょうね。
どちらも泣いている時はまず下の子を慰めつつ上の子には落ち着くまで離れてもらいます。
追いやるようにせず優しく伝え、部屋に連れて行ってあげましょう。
3. すぐに口を挟まない
親がすぐ口を挟んでしまうと子供同士で解決できることもできなくなってしまうので、ある程度の年齢になるとちょっと我慢して見守るというのも大切です。
しかしこれは口喧嘩の時。
暴力がある時は危険なのでさっと仲裁に入るべきですね。
ただ、その際も余計なことは言い過ぎないで手で静止させるに留まってみてください。
ふと我に返って子供達も落ち着くかもしれません。
どちらが悪いと決めてしまうと自分達で解決する術を身につけずにうまく感情をコントロールできなくなってしまいます。
4. 上の子の冷静さを見る
兄弟喧嘩ではどのタイミングで親が制止させるかが難しいところですが、その際は上の子の冷静さを見てみるとわかると思います。
上の子が落ち着いているようなら言い聞かせようとしているのかもしれませんし、解決させてくれるのを期待してみるのも子供を成長させるために必要なことではないでしょうか。
子供同士で仲直りするにはまずは上の子がちょっと大人になってもらうのが先決。
上の子がそれを意識して親を頼らずに何とかしようとしているのに邪魔になるようなことだけはしたくないですね。
5. 言い分を聞く時はそれぞれ別の場所で
お互いの言い分を聞く時に相手の前で聞いてしまうと口を挟まれてややこしくなることがありますから、それぞれを別の場所に連れて行ってそれぞれの言い分を聞きましょう。
相手が聞いていなければ「向こうはこんなつもりだったんじゃない?」と相手の立場になってフォローすることもできます。
しかしそれを聞かれてしまうとまだ怒りが収まっていない場合に「そんなことない!」とぶち壊してしまうようなことも。
6. どちらもわかる&どちらも悪い
喧嘩になってしまった以上はどちらも悪いと言えます。
しかしどちらにも納得できる部分もあるはず。
それを見つけてそれぞれにわかる部分と悪い部分を伝えてあげてください。
完全に自分が正しいとなると開き直ってしまいますし、逆の場合はいじけてしまいます。
ひとつでも落ち度があるとわかれば謝る気にもなるでしょう。
「こう思われたんじゃない?」という予想でもかまいませんのでどちらかだけが悪いという結論にはしない方が無難です。
7. お互いの良い悪いを相手にも聞かせる
それぞれが自分の正しい言い分と悪かったところをある程度理解できるほど落ち着いたら二人を集めてもう一度話します。
そして相手の前でもう一人の正しいところと悪いところを話し、相手も叱られたんだと知ってもらうことで「自分だけじゃないのか」と安心させてあげてください。
最終的には口うるさい親が一番憎たらしい存在になってしまうかもしれませんが、兄弟が仲良くなるならそれでもいいじゃないですか?
親が嫌われ役をかって出て仲直りの手伝いをしてあげればいいのです。
8. 時間を気にせず納得させる
喧嘩を理解させてしこりが残らないように仲直りさせる時に時間を気にしてはいられません。
ちょっとくらい食事の時間がずれても話を途中で止めたりせずにしっかり話し合いましょう。
親の真剣さが伝われば子供達も真剣に考えてくれます。
また、時間で止めるようなことをしていると次また同じようなことがあった時にあいまいなまま終わってしまい、モヤモヤが晴れません。
それでは喧嘩も再開してしまうかもしれませんね。
9. 収められなかった上の子には特にしっかり話す
親が間に入らないと収まらなかったということは上の子にも多少なりの責任はあります。
ある程度の歳になっていたり歳の離れた兄弟での喧嘩なら上の子にはもう少し頑張ってもらいたいですからね。
それを期待していると話して次はこんな風にしてみたら?とアドバイスを残してあげてください。
決して「あなたが悪い」とは言わないであげてくださいね。
10. しこりを残さないように
お互いが嫌いにならないようにしてあげましょう。
親に何かあった時に味方になってくれる存在です。
日頃から仲良くしている必要性を伝えてあげましょう。